でrsync
Linuxなクライアント側でsmbmountなんてせずにもTeraStationへrsyncでデータコピーできることをつい最近発見しました...(多分既出なんでしょうが載せておきます)
TeraStationには最初からrsyncdが動いているんですねorz
こういうことは早く広言しておいてほしいですよほんとバッファローさん。
やり方は至って簡単です、rsyncコマンドをLinux側から次のようにして打つだけです。
LinuxなどからTeraStationへrsyncでファイル転送する方法
コピー元 コピー先(Tera駅)
rsync -av /home rsync://寺駅のIPアドレス/array1_共有名
注:上記の共有名のところはTera駅の共有フォルダ設定画面で「バックアップ」にチェックを入れておくこと。
rsyncのパスワード設定も可能らしいが、今回はパスしてノーパスです。おそらくTera設定画面上のバックアップ公開パスワードで設定可能だと思われます。また、「array1」という部分はTera駅のRaidの構成1番目のことで構成が2番目になるとarray2と指定することになります。
動作確認はコピー先はTeraStation PRO (TS-HTGL/R5 ファームは1.21)でコピー元がTurboLinux 10 sp2でテストしましたが問題ないようです。これで、smbでmountなんてしないでよくなりそうですね。ただ、不安な部分もあって日本語や特殊文字系のファイル名が付くファイルがちゃんとTera側へ文字化けしないでコピーされているかってところはまだ未確認です。これは、後日確認する予定。今回はPROでしか動作確認してませんがおそらく旧Teraでも使えそうな気がします。後日確認したところでは、「PRO」でしか動作しませんので注意!Tera駅で言う「バックアップ」というのはrsyncが動作しているという認識で良いと思います。
追記:
上記の通り、LinuxからrsyncでTeraStationへデータ同期する場合は日本語などのディレクトリ・ファイル名が文字化けします。実際どのようになるかというと、WindowsからTeraへsmbアクセスしたときにファイル名が化けてみえます。なぜそうなるか?というとTera側のsmb.confに設定してある文字コードがSJISとなっているためのようです。
具体的な対策はいまのところ、
1.TeraPROのsmb.confを編集してSJISをUTF-8に設定する。(簡単にTeraPROのHackできればいいんですがわたしはやったことがない...。)
2.rsync時に --iconv=転送元文字コード,転送先文字コードとしてオプション指定してファイル名変換させる。→でもTera側のrsyncが対応してない??ようで失敗してしまう。rsync --iconvに関してはこちらが詳しい⇒http://aligach.net/diary/20080411.html
2012/10/10追記:
割と最近のTeraStation(TS-Xシリーズ)で確認していますが、Linux側のロケールをUTF-8にしておけば文字化け無くrsyncで転送できます。文字化けが起こるのはLinux側のロケールがEUC-JPの時です。