vx580wへカスタムROM導入
onda vx580wは使わなくなって1年ほど引き出しに入れて放置していましたが、このまま寝かしておいてももったいないということでいじって遊んでみようということになりました。
調べるとCyanogenMod(CM)10ベースのカスタムロムがあるということでいろいろやってみたらandorid 4.1.3(JB)に上げることに成功しました。
あとこのカスタムロムだとUSB接続のBluetoothが使えることも確認しました。
ただし、
動作のもっさり感はonda純正の4.0.1とあまり変わりませんし、解像度がうまく合わない、ハードウェアキーのマッピングは合ってない、縦表示時に上下逆になる(Gセンサードライバの問題)、SystemUIがしょっちゅう強制終了するなどの問題が出ますが自力で何とか使える状態にまでは調整できます。ま、電池持ちは相変わらずひどいままでしたが。
VX580Wカスタムロムのインストール手順 (参考までに)
1.CWMのインストール
A10_recovery.zip を入手し、本体のSDへアップしてインストール
/mnt/sdcard/install-recovery.sh
2.NovoTools_v1.0.apkをインストール
3.外部SDカードへカスタムROM 各種*.zipをコピー
4.NovoToolsでrecoveryをクリックしして再起動→CWM起動する
5.CWMメニューより
reset data factory resetで初期化
下記の例のようにカスタムロム展開、差分モジュール展開、gapps展開
cm10_a10_20121011.zip
aurora-v1-v2_legacy-compatibility-jb_v4.zip
gapps-jb-20121011-signed.zip
この後、再起動
ハードウェアキーがイマイチ効かないので注意(ホームボタンでメニュー移動、電源ボタンで決定)
6.ハードウェアキーのマッピング修正
/usr/keylayout/sun4i-keyboard.kl とaxp20-supplyer.klの中身を
に変更。
key 115 BACK WAKE
key 114 MENU WAKE_DROPPED
key 102 HOME WAKE
7.タッチパネルの感度変更
/system/build.prop
windowsmgr.max_events_per_sec=250
view.touch_slop=8
touch.pressure.scale = 0.001
に変更して再起動。
※上記のファイルなどのROM上ファイルは、chmod 644 にしておかないと起動しなくなります。
縦画面時に上下反転するのはGセンサードライバの問題なのですが、ドライバ差し替えるのも面倒なので画面の向きを固定するアプリを使えばとりあえず問題無いと思います。
私がインストールしたカスタムロムはこちらのカスタムROM(2012-10-11)ですが、ナビバーが表示されない仕様なのでxposedのgrabityboxをインストールしてナビバーを表示させたり、非表示にしたりしてます。