SpamAssassinアップグレード
某メールサーバの1年くらい放置していたSpamAssassinをアップグレードしました。
バージョンは 3.1.8 ⇒ 3.2.3 へアップグレードです。
アップグレードはcpanコマンドでOKだったので、あとは設定の微調整を行いました。
やったこと
- 流行のSPF/DKIMプラグインを有効。
- 新機能の設定ルールファイルをコンパイルしてspamdを高速化するRule2XSBodyプラグインを有効(/etc/mail/spamassassin/v320.preを編集し、loadplugin Mail::SpamAssassin::Plugin::Rule2XSBodyのコメントを外す)
一応spamdを再起動して動作はするのだけど、ログを見るとなんかRule2XSBodyがうまく動かない...。変だなと思って調べると、sa-compileというコマンドを1回実行して設定ファイルをコンパイルしてねとのこと。で、そのsa-compileを実行するとなぜか途中で動くre2cと言うコマンドが必ずエラーで失敗してしまうので結局断念してしまいました。($記号が認識できないみたいなエラーが出る)
あと、sa-updateと言うコマンドがあることに気づいたのですが、これの使い方が良くワカランので調べました。
http://spamassassin.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=14&post_id=88#forumpost88
なるほど、spamと判定するルールをダウンロードするコマンドですか。
一応crontabに入れて様子見です。
→やってみたけど問題が2つあって
- sa-updateでルールファイルのダウンロードがされるが、kill -HUPをsapmdへ送ってあげないと設定が反映されない。
- /etc/mail/spamassassin/local.cfの設定よりもsa-updateでダウンロードしたルールが上書きされるようなので問題ありの模様。
これは、sa-updateでダウンロードされるルールファイル /var/lib/spamassassin/...バージョン/省略/01.default.cf (名前忘れた)を削除すれば解決するけど、sa-updateコマンドを実行するとまた作られるので一回一回削除しないといけないようです。
以上、今日のお仕事終わり。