気まぐれSE日記

地方でエンジニアしてます

smbfsが2GB未対応の件

smbfsでTeraStationWindowsな共有をLinuxでマウントさせて
そこへrsyncでデータをバックアップする方法を昔からやっているのですが
気づいたことをまとめておきます。


2GBの制限がある

smbfsの仕様上の制限で2GBを超えるデータは扱えない。
てのがあります。


回避方法は、マウント時のオプションにlfsをつける。


ただし、TurboLinux 10 Serverなどはオプション指定時にlfsとすると無問題ですが、
昔のRedHat WS3 とかは2GB以上のファイルをlfsオプションつけても失敗します!



ていうのは、某所でWS3なサーバのバックアップにsmbfsとrsyncを使用して銀寺駅へ
バックアップいたのですが、ある日、バックアップが全然取れてネエですヨ?
と言われて気づいたのです。あわてて調べてみたら、rsyncが2GB超えファイルのところで
エラー吐いて死んでました。てことで結局、WS3のsmbfsは使えないという結論になりました。


データバックアップでは数GBのファイルなんてざらですから
(vmwareのイメージとかDVDとかtarアーカイブなんか)
危険ですね...。


WS3などの旧カーネルでsmbfs2GB制限を回避させる方法はカーネルを2.6系にするか
古い2.4系はパッチ当てるという方法しかないようです。困ったな...。

cifsだと大丈夫かなぁ...


RedHatからCent OSとか別なLinuxに丸ごと入れ替えたいこの頃。