気まぐれSE日記

地方でエンジニアしてます

以前のSambaサーバの件

以前Samba4でADを建てて...という件、結局のところLDAPサーバとの連携あたりで面倒なことになったので動作実績が多い方のSamba3.6のPDC+OpenLDAPで行くことになりました。

OSはCentOS6.4 64bit版で、あと同一HW構成のサーバ2台で冗長化としたいので同じ構成でSamba3.6をインストールしておいてcorosync+pacemakerでMaster/Slave構成とします。
Sambaのクラスタ、冗長構成にはCTDBというのを使うといいらしい情報がありましたが、よくわからなかったのでSambaの設定ファイル(/etc/samba)とtdbなどの情報(/var/lib/samba)はdrbd上に置いて同期させることにしました。

クラスタの設定時、crmコマンドがなくてpcsというコマンドで試行錯誤したのですがどうやってもdrbdがうまく動作しなくてはまりました。
最終的にcrmコマンドをrpmで持ってくればいいという結論になり、導入してコンフィグ入れ込んだらあっさり動作して拍子抜けしましたよ..。
いちおう何とか動くようになりましたのでよかったです。



sambaで共有させるストレージに関しては、iSCSIのストレージ機器を別に用意していてGFSで共有ロック、複数サーバからの同時マウントをかけられるようなファイルシステムでマウントさせるようにしています。drbdは同期するときにボトルネックがあるので使用していません。iSCSIストレージがあるのならdrbdなんて使用しなくてもいいじゃんといわれればそうなのですが...iSCSI機器が丸ごと死んだときにスパッと切りかえれらたらいいなと思ってあえてそうしています。